葬儀社の選び方

葬儀を開くためには、まず葬儀社を選ぶ必要があります。通常、斎場と葬儀社は一緒の場合が多いのですが、地域によっては別々になっている場合もあります。どのような選び方がよいかは地域の風習やしくみを理解することで判断をするとよいでしょう。
葬儀社の中には、斎場を所有している会社とそうでない場合とがあります。斎場を所有している葬儀社の場合、自車斎場を利用することがほとんどですが、希望や事情によっては公営斎場や民間の他の斎場を利用する場合もあります。斎場を所有していない葬儀社の場合、葬儀の依頼内容に応じて契約の公営斎場や民間斎場の空き状況を見て会場を決めることとなります。
全体の数だけを見ると、斎場を所有していない葬儀社の方が、所有をしている葬儀社に比べて圧倒的に多いようです。葬儀社の所有となっている斎場は基本的にはその葬儀社以外で請け負った葬儀を開かないので、葬儀社選びをするときには会場の希望にも注意をする必要があります。
もし公営斎場や民間斎場での葬儀を希望する場合には、先に会場を決めてからそこでの葬儀を請け負う葬儀社を決めるという手順になります。それぞれの斎場に問い合わせをすることで、提携のある葬儀社を紹介してもらえる場合もあります。葬儀をどう開くかについては、特に依頼をしたいと思う葬儀社がある場合はそちらから、会場をメインに選びたいという場合にはその提携会社の中から選ぶようにするのがよいでしょう。